日本初 犬のようちえん(R)

子犬のしつけについて

しつけ(トレーニング)は子犬の時期から始めることで、
より高い社会性と学習能力が養われます。

子犬は人間に比べ、とても早く成長します。特に「生後4〜6ヶ月まで」は、1ヶ月間が私達の1年に該当します。

犬の月齢表(年齢換算表)

小型犬 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 1年
1歳 3歳 5歳 7歳 8歳 9歳 13歳 17歳
大型犬 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 1年
1歳 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 10歳 12歳

つまり、犬の1日は人間の10日にも値するため子犬の時の経験や過ごし方が、その後の犬生を大きく左右することになります。

犬のようちえん®では「遊・学・食・寝・動」5つのテーマを元にカリキュラムを構成。プロドッグトレーナーがあらゆる面からサポートしていきます。

子犬の大切な1日を無駄にしないよう、早い時期からのしつけ(トレーニング)をお勧めします。

まずは子犬のカウンセリングまたは体験入園

子犬が1歳になるまでに
しておきたい10のこと

犬の最初の1年は人の18年分に相当します。
変化が激しい成長期だからこそ1歳までの経験が子犬の未来をつくります。

1.トイレ&クレートトレーニング

子犬を自宅に迎えた初日から始めましょう。トイレは絶対に失敗させない方法(サークル内全面をトイレシートにすること)で、成功したらごほうびがもらえるチャンスだと教えていきます。

また、一瞬でも目を離せばその隙にイタズラや粗相など何をするかわからないので、子犬をひとりきりにしておくことは危険です。子犬が本能的に求めている安全で安心できる自分だけの‶巣穴のような場所”それがクレートです。子犬は自分の場所を汚さない習性があるのでクレートはトイレトレーニングにも活用できるのです。

2.体のどこでも喜んで触らせる

体中を優しく撫でたりマッサージしたり、抱っこすることを毎日少しずつ何回も繰り返します。静かに足の指、耳、口の中を見ながら、将来トリマーや獣医に体を触られても気にせずいい子でいられるよう練習しましょう。

3.噛まない!

人を噛むことは良くないことを優しい方法で教えていきます。子犬があなたの手や足に歯を当ててしまうたび、遊びや構うことをすぐに中止してください。

あなたの声で歯が当たったことを伝え、サークルやクレートへ子犬を戻し、子犬から離れ見えないところへ移動しましょう。30秒待ってから、何事もなかったかのように穏やかな遊びや構うことを再開します。このルールをしっかり守れば、子犬は歯を当てずにあなたと楽しく遊べることを学ぶことでしょう。

4.社会性を身につける(社会化)

将来、子犬が外へ出て経験する可能性のあるすべてのことを、最初の100日間で100個の新しいことに見せて触れさせる機会を作ってください!社会化は子犬の学習のなかで最も重要です。年齢や背格好の違う人々、形や大きさの違う他の犬、車、バイク、自転車、鳥、ネコなど、すべての動くもの、スケートボードやジョギングしている人…とにかくすべてのシチュエーションで。

5.噛んで良い適切なオモチャを教える

子犬の乳歯が抜け、永久歯に変わるまでの5ヶ月の間に、噛んで遊べるオモチャがどれなのかを教えることはとても重要です。

様々な硬さ・素材・形、なおかつ安全で衛生的なオモチャは、歯の抜け替わりを助け、ストレスを軽減します。考えながら食べ物を獲得できる知育玩具は子犬の心を落ち着かせハッピーな気分にすることができます。

6.留守番の練習:分離不安を予防する

家族(飼い主)へ執着の強すぎる犬にひとりで留守番ができるように教えることは、分離不安といった精神的な病気を予防することにも繋がります。

子犬を安全なスペースへオモチャと一緒に入れ、定期的に短時間外出をしてください。出かける時と戻った時は、子犬に注目することなくごく自然に振る舞うことがポイントです。

7. 食べ物やオモチャへの所有欲を取り除く

手からドッグフードやオヤツを頻繁に与えることで、人の手は子犬のものを奪うのではなく、与えてくれるもの。と関連付けするのに役立ちます。

万が一、子犬が何か危険なものを口にしてもすぐに取り出せるように、子犬が持っているものより良いものと交換する練習を普段からしておくことをお勧めします。

8.良質な食べ物を与える

子犬の体は1歳までに健康体の基礎が作られます。良質な食事を与えることで、健康で丈夫な子に育つことは言うまでもありません。有名なブランドメーカーのドッグフードが必ずしも良質とは限らないため、自分の目で内容物を確かめるようにします。第一主成分が肉・魚であること。

副産物、添加物、人工防腐剤、着色を避け、免疫システムを強化するビタミン、ミネラル、オメガ、野菜、フルーツ、ハーブなどが含まれているものを選び、その子の体質などに合わせてあげると良いでしょう。

9.お散歩で引っ張らずに歩く

犬種に合ったカラー(首輪)・ハーネス(胴輪)を選びましょう。

子犬のうちから散歩で引っ張らずに歩く練習をすることで、突進の力を分散させ、頚椎や気管食道、犬の喉を保護することにもなります。散歩のしつけ用具なども上手に使い分け、練習を開始しましょう。

10.オービディエンストレーニング

楽しく簡単な方法で「おすわり・ふせ・まて・おいで」を教えることは、子犬との暮らしを快適にするために必要不可欠なコミュニケーションの手段です。

犬は家族(飼い主)を尊敬し愛する動物です。どこへでも連れて行けるようオービディエンストレーニングを活用し、毎日なるべく多くの時間を犬とのコミュニケーションに当てましょう。